早めに仕事が終わったので、ゆったりめの夕飯。
ふと気づくと、
ベルリン在住の日本人アーティストの曲を聴きながら、
フランスのワインを飲みつつ、
タイ風味の焼きそば食べたあと、
イギリスのドラマを観てたりしていて、
こうして書いているブログも、
きっとアメリカにあるサーバーに記録される。
ほんとに、
世界は狭くなったのだなぁ、と。
実感してみた。
それはそうと、
その、ベルリン在住の日本人アーティスト、
Eriko Toyodaの曲が素敵です。
そういえば昨年末、ゲームをつくった。
流行りの、ゲーミフィケーションとかではなくて、
ガチの、ゲーム専用端末で遊ぶパッケージ。
それはもう、初めてづくしで、とてもとても大変だったけれど、
得るものも、とても多かった。
ゲームには終わりがある。もしくは、飽きる。
これは、ふだんネットワークサービスに関わっている僕にとって、
とても新鮮なことだった。
たとえば、今から動画共有サービスをつくろうとしても、よほどの奇跡を起こさない限り、
YouTubeと比べられ、使ってもらうことは難しいだろう。
だけど、ドラゴンクエストがあるからといって、他のRPGがいらないわけはない。
どんどん新しいRPGが作られ、クリアされ、飽きられ、また新しいRPGが買われる。
もちろん全く同じものだとだめだし、おもしろいものをつくるのはとても大変だけど、
チャンスは多いように感じる。
それともうひとつ、ゲーミフィケーションとゲームの違いもはっきりと認識した。
ゲーミフィケーションは、本来はゲームではないことをゲーム化するという考えのもと、
いかにゲームっぽくするかがカギになる。そこにはゲームとしての既視感が求められる。
だけどゲーム自体をつくるということは、他のゲームとの競争なので、
(少なくとも僕たちにとっては)いかに既視感のない新しいゲームを作るか、が重要だ。
ベクトルが、まったく違う。
そう考えていると、ゲーミフィケーションのリスクについて、意識することもできた。
ゲームは終わる、もしくは飽きる。ゲームらしいゲームだと、なおさらだろう。
何かしらの本来の目的とゲーミフィケーションの要素が1:1で、密につながっていると、
ユーザーは、そのうちゲーム要素に飽きてしまい、本来の目的も達成されなくなってしまう。
それを見越して、ゲーム要素はリプレースできるようにしておくべきなんだろう。
Foursquareのチェックイン数が減ってきているという話も聞く。
などと、ぼんやり考えつつ、またいくつかの新しいプロジェクトに挑んでいる。
がんばろ。
1年前、なんだかもう不安で滅入ってしまっていたとき、
高木正勝さんがこの作品をYouTubeにアップされていたのをみつけて、
みながらぼろぼろ泣いて、なぜだかそのあと、気持ちが和らいだを思い出した。
いろんなことに感謝しつつ、今日は、普通の日曜日を過ごそうと思う。

先週、サンディエゴに出張して、そのせいか、
とても早く目が覚めてしまったので、これを書いているわけですが。
昨年から、あるプロジェクトで海外に出張に行く機会がふえて、そのたびに感じたこと。
いや、まあ単純なことなんだけど。
英語のテレビ放送がまともに理解できない僕にとって、
出張中のホテルでの生活というのは、それはもう暇なもので、
いつも以上に、メールをみたり
TwitterやFacebookのタイムラインをみたり書き込んだりしてしまうのだけど、
なんだかどうもしっくりこない。
いつもよりにコミュニケーションできていない感じがする。
おはよう!っていっても、日本は真夜中だったり、
寝るね(回文)とか言ったところであっちまだ夕方だったりして、
日本の友だちが多い僕のタイムラインの中ではどうしても浮いてしまう。
その代わり?
一応フォローしてたけどあんまり目に停めていなかったUSのニュースサイトとかが、
とてもいいタイミングでツイートしてくれるので、ついついそっちに目がいってしまう。
リアルタイムにいろんなことが共有できるから、
よけいに、時間的な、物理的な制限が気になってしまう。
インターネットによって、世界が近くなった、とよくいうけれど、
だからこそ、ほんとに物理的に近いことが、より重要になってくるのだろうな。
と、ここまで書いて、ずっと昔に書いた自分のエントリーを思い出した。
(今にまして)趣味嗜好が多用でばらばらな世界を想像してみる。趣味嗜好はばらばらだから、相対的に規模を獲得できるのは、嗜好に依らない、たとえば経済的だったり物理的だったり本能だったりに訴えるものになってしまうんじゃないか。
コミュニケーションも、価値観も、
物理的な制約から開放されたネット上での活動が増えているのも関わらず、
いや、だからこそ、物理的な制約や価値がより重要になる。
それをちゃんと考えて、ネット上のいろんなものやことをデザインしようと思う。
結構いまさらな話だと思うのだけど、個人的に最近とくに気になっているし、
いくつか気になるサイトや記事が散見されたので、まとめつつ、自分用メモ。
まずは、前回のブログで都市=プラットフォームについて書いたあとだったので
気になった言葉。
これも一般的に飲食業界では有名な言葉です。★人が集まる九ヶ条1)人は人が集まる処へ集まる2)人は快適な処へ集まる3)人は噂になっている処へ集まる4)人は夢の見られる処へ集まる5)人は良いもののある処へ集まる6)人は満足の得られる処へ集まる7)人は自分の為になる処へ集まる8)人は感動を求めて集まる9)人は心を求めて集まるもっとも過ぎて感動した。けど、これってぼくはWebにも言えるのではないかと思う。
プラットフォームというと、ネット業界(謎)では、
IDと課金システムで囲われたエコシステムのことをいいがちだけど、
何もそれだけじゃないなあと、最近、改めて気付かされることが多い。
ということで、最近、ネットの外にある、そういった仕組みにとても興味がある。
たとえば、↓は、大衆的な事例もそういう流れなのだなぁと思った記事。
宇野さんは「ゲーム」がシーンを動かしているのだという。たとえばAKB48のメンバーは一人一人は個性的な天才とは言い難い。むしろ十人並というべきだろう。しかし、ひとたびAKBというゲーム(それも総選挙などのガチ度の高い)に参加するとどこにでもいる普通の女の子が個を発揮せざるをえない状況となる。そしてネットを通じてそれに対する非難や賞賛がかなりのスピードで可視化される。お笑いでいえば「アメトーーーーク」のような「場」でどうふるまうか。音楽においても宇多田ヒカルのような天才がシーンを引っ張る状況ではすでになく、ボーカロイドのシーンのように「場」に匿名の作家が出入りし、評価を受ける状況がある。
こういった、ユニークな「場」を楽しむ、という流れはもちろんWeb上にもあって、
たとえばSumallyやPinterestは、技術的に優れていたり、
圧倒的な規模なので入らざるをえない感じではなくて、
サイトの雰囲気や、すでに盛り上がっているコンテンツ、
ユーザーがおしゃれで素敵だから、というコンテキストの価値で盛り上がっている。
「場」のつくりかたはいろいろある。
たとえば「場」をつくる仕組みとして、Kickstarterや、Campfireみたいな、
マイクロ・パトロンを募るサービスがどんどん盛り上がっているけれど、
AKBもいわばその流れなわけで、
彼女/彼らは、出資の単位をCDにしたことで、誰でも参加できて、
しかもCDの売上ランキングも上がり、パブリシティ効果もある方法を編み出した。
CDと握手会という、ありふれたメディアを使ってこのエコシステムを
創り上げたのは、すごいと言わざるをえない。
邪道だと言っている暇があったら、研究してどんどん取り入れたほうがいい。
いかにファンが集まりやすい「場」をつくるか、つながり続けるか。
ほんと、ヒントは至るところにある。
ネットの海は広大だけれど、それを含む、ひとの世界はさらに広大だ。
いろんなことを食わず嫌いせず、見つつ、聞きつつ、体験しながら、
自分のアウトプットにつなげたいなぁと思った次第。
森美術館で開催されている「メタボリズムの未来都市展」をようやく観てきました。
かなり刺激を受けたので、たまには少し真面目に仕事にまつわる話でも書こうかな、と。
建築家たちが夢見た理想の都市像「メタボリズム」を振り返る、初の展覧会1960年代の日本に、未来の都市像を夢見て新しい思想を生み出した建築家たちがいました。丹下健三に強い影響を受けた、黒川紀章、菊竹清訓、槇文彦といった建築家たちを中心に展開されたその建築運動の名称は「メタボリズム」。生物学用語で「新陳代謝」を意味します。それは、環境にすばやく適応する生き物のように次々と姿を変えながら増殖していく建築や都市のイメージでした。
展覧会の概要にもある「メタボリズム=新陳代謝」という言葉が示すとおり、
環境に適応するためために変化していくことを前提としたプランばかり
数多く展示されていました。
20世紀はコンクリートの時代だったと聞くとき、
重厚長大を是とした時代だったかのような印象を勝手に持っていたのですが、
前述のとおり決してそうではなく、更新可能で、
少しでも軽やかであろうとするプランが多く、それらを実現するためには、
当時としてはコンクリートが最新、最適な技術だったのだろうな、と認識を改めました。
まったく、自分の知識のなさが恥ずかしい。
そして、都市計画という行為に、僕はとても興味があることを再認識しました。
父親がゼネコンで都市計画に関わる仕事をしていたこともあり、
子どもの頃から、なにかとそういう話を聞いていたからかもしれません。
単純に造形として美しいから、というのも大きい。
また、都市計画という考え方が、今の僕の仕事にも参考になることも大発見でした。
都市を作るとは、すなわちプラットフォームをつくることなのだと気づきました。
人が集まり、コミュニティをつくり、そこで生活する。働く。楽しむ。
物理的な制約を考慮し、既存の文化を尊重しながら、そういう場をつくることです。
これは、ネットワーク上のプラットフォームのめざすところと、とても似ています。
先月ひょんなことから、とても有名なネットワークプラットフォームを築いた方と
お食事をする機会があって、彼は、そのプラットフォームを作る時に、
都市計画の手法を参考にしたとおっしゃっていました。
また、年末に放送されたカンブリア宮殿で、元ソニーCEOの出井さんが、
東京湾にエンターテインメントタウンとして第2東京をつくるべきだと
提案されていました。彼が都市の話をすることを興味深く感じました。
都市も、ネットワークプラットフォームも、多くの人が快適に感じ、
集まる場を作ることが目的なのですから、
自然と共通点も多くなるのだろうと思います。
長年、物理的なプラットフォームとして都市がつくられてきました。
近年は、たとえばDocomoや、Googleや、Facebookがネットワーク上に
プラットフォームをつくり、成功しました。
これからつくられるプラットフォームとは、どういうかたちをしているのだろう、
と最近よく考えます。
グローバル化とネットワーク化が前提となり、
中央集権的なものがどんどん衰退しているなかで、
新しいプラットフォームは、どういうかたちになるんだろう。
自分の仕事に近いところで考えると、
デバイスの進化とともに、どんどんインターフェースが身体に近くなって、
ネットワークインフラの進化によって、オンラインとオフラインの境界が曖昧になって、
その結果、物理的なプラットフォームである都市のつくりかたを、
より参考にするべきものになる気がしています。
たとえば、物理的な制約を考慮すること、既存の文化を尊重することが、
より大切になるように思います。
などといいつつ、
それが具体的にどのようなかたちのものなのか、いったい何を作ればよいのか、
まだよくわからないのですけど。

あけましておめでとうございます。
年末年始は例年どおり、長崎の実家に帰省して、
のんびりとゲームしたり、美味しいものを食べたり、
すっかりリフレッシュしてきました。
今年は、年男だったりもするので、
いろいろと、いつになく、全力投球してみようと思います。
なにごとにおいても、
バランスよく、タイミングよく、センスよく、
ありたいなと。
なにとぞ、よろしくお願いします。
何度でも書くけど、クリスマスソングが好きだ。放っておいたら年中聞いてしまうので、
毎年11月1日から解禁と、
自分で勝手にルールを決めている。
だから、10月の下旬になると少しそわそわする。
今年はどんなクリスマスソングに、クリスマスアルバムに出会えるのか、クリスマス前後にあるテレビ番組で、誰が何を歌うのか...
肝心のクリスマスそのものはそっちのけで、
クリスマスソングのことばかり考えてしまう。
今年は、大方の予想通り!? She & Himの「A Very She & Him Christmas」がベストだろうと思っていた。ズーイー・デシャネルの可愛らしいボーカルとシンプルなアレンジがShe & Himらしいアットホームなクリスマスアルバム。
今年はこれが聞けて満足、と思っていたある日、
なんとなくウェブをみてたら、あるアルバムジャケットが目に入った。
雪の降る森のミニチュアにNoel! Noel!! Noel!!!の文字。
その上には、MICHEL LEGRANDと書かれている。
あのミッシェル・ルグランのクリスマス・アルバムが2011年に出るなんて!
さっそく聴いてみると、それはもう期待を上回る素敵なアルバムでした。
流麗なストリングスと緻密なアレンジ、どことなくユーモアを感じさせる展開。
どこをとってもルグランらしい、とても上質なクリスマスアルバム。
ゲストも豪華で、なんとIggy Pop!も参加してたり。
そう、バカラックの「Promises, Promises」に似た雰囲気。
このアルバムのおかげで、今年も良いクリスマスになりそうです。
みなさんも良いクリスマスを。
そうして、おちついた週末。
いったいどれくらいぶりなんだろう。
金曜は、美味しいワインと愉快な人たちとで楽しい時間を過ごして、
土曜は、雨のなか英会話に行ったあと、
ほんとにひさしびりにテレビ番組とかみて、笑って、
そして今日はのんびりしてたら友人に誘われて、
とあるイベントを眺めたあと、
まったりとカフェで3時間くらい?いろんな話をした。
リラックス。
だけじゃなくて、仕事のアイデアもたくさんもらった。
ほんと、インプットとアウトプットのバランスは重要だな、と。
そういえば、12/3に、久しぶりに名古屋でDJします。
詳しくは ↓ のFacebookページで。せっかくなので、フライヤーのイメージも貼っておきます。
お近くのかたはぜひ。
+ New Folk https://www.facebook.com/newfolk.jp


