破を観て

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「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を観てきました。
(ネタバレはないよ。)
 
そんなにたくさんアニメを観るほうではないのですが、エヴァなら別です。とても楽しみにしていたのでドキドキしながら映画館に行きました。
 
凄いとしかいいようがないほど、素晴らしく、素敵な映画でした。超一級のエンターテインメントを見させてもらいました。もう一回観にいきたい。
 
僕が大学生の頃、オリジナルのエヴァが流行していた頃は、エヴァとその周辺を語る記事が多くって、特に「その周辺」がとても重要なファクターだったように思います。このシーンの元ネタは何だとか、この台詞はどれこれの引用、みたいなこととか。話しは少し逸れますが、STUDIO VOICE休刊だそうですね。残念。当時のSTUDIO VOICEのエヴァンゲリオン特集は、まさにそういったブームの象徴のようでした。
 
12年たった今、僕の興味が移ってしまったからかもしれませんが、今回は「その周辺」的話題はあまりなく、純粋にストーリーとしての素晴らしさ、映像としてのクオリティに集中しているように感じます。
 
サンプリングやマッシュアップといった文化が無くなったとは思いませんが、最早それ自体がもてはやされるのではなくて、そういった手法は当たり前に作品を構成する一部となりつつ、そこからいかにオリジナリティがあり、クオリティの高いものにするかが問われる時代なんだろうなあと、改めて思いました。
 
なんてことはさておき、まだ観てないかたは、ぜひ観にいくことをおすすめします。
手に汗をにぎって、自分も誰かに恋したくなるような、ドキドキする素敵な映画ですから。
 
+ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 2009年6月27日公開

「骨」展

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090630a.jpg東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTでひらかれている「骨」展にいってきました。
 
山中俊治のディレクションにより、さまざまな作品が並んでいました。
完成された生物の骨格、そこへ辿り着こうとしているような、人間が作ったプロダクトの骨格、実験的な「動き」のある骨格、ソフトウェアで作られた画面のなかの骨格。実にさまざまで、ひとつひとつをみているだけでも楽しめました。
 
全体をとおして感じたことは、生物とプロダクトの骨格の差よりも、同じ人間が作ったはずのハードとソフトの骨格の差のほうが大きいなぁ、と。物理的かどうかを考えれば、当たり前なのかもしれませんが、その差をもっと近づけることで、より身体になじむハードやソフト、あるいはそれが渾然となったものができるのかもなぁと、ぼんやりだけど思いました。ぼんやりですけど。 

+ 21_21 DESIGN SIGHT-「骨」展 Bones


090624a.jpgこの日曜日、滑り込みで東京都現代美術館で開催されていた池田亮司の個展に行ってきました。僕のなかでは、カールステン・ニコライと並んで理系アートの最高峰。楽しみにしていたのですが、その期待以上に刺激を受けました。

特に現代美術館の広大な空間を贅沢に使って壁一面に並んだ数字がドットのように並び明滅する data.tron [3 SXGA+ version] は圧巻。カウンターのようなカチカチという音とともに、生き物のように数字が流れていく映像のなかに身を投じて、とても気持ちの良い空間を体感することができました。
 
月並みだけれど、デジタルを突き詰めていくと身体的に気持ちよく感じる法則のようなものがあるのかもしれない。THAの作品にも近い感覚。
 
会場を出たときには、すっきりとした気持ちになれる、とてもピュアな展覧会でした。

+/- [ the infinite between 0 and 1 ] Ryoji Ikeda 池田亮司
090623a.jpgとんでもなく素敵なアルバムに出会ってしまった!
イタリアのSSW、Giorgio Tumaのニューアルバム。

もしあなたが、ソフトロックが大好きな人なら、絶対聴くべき。そしてソフトロックという言葉を知らない人も、やっぱり絶対聴くべき。
 
HMVのサイト曰く「まるで、イタリアサントラを聴き育ち、何かの拍子でソフトロックの洗礼を受け、リアルタイムでインディ・ギターポップが大好きなマルコス・ヴァーリ?」
これで聴かないわけにはいかないでしょ?
 
この衝撃は、去年のRoman Andrenに近い。
 
文句なしに2009年上半期ベストアルバムです。
せっかちな人のために、YouTubeのPVを貼っておきます。My Spaceでも試聴できますよ。

+ giorgio tuma - MySpace
+ Amazon.co.jp: マイ・ヴォーカリーズ・ファン・フェア: ジョルジオ・トゥマ: 音楽

Antwerp 6+

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ようやくアントワープ・ファッション展に行くことができた。初台のオペラシティ・アートギャラリーにて。
僕らの世代にとって、ファッションといえばアントワープ。そしてどちらかというと、アントワープの6人よりも、この展覧会でいうところの「+」の世代。マルタン・マルジェラであり、ラフ・シモンズであり、ヴェロニク・ブランキーノであり。

今回の展示は、彼らの作品はもちろん、王立アカデミーの最近の学生作品も展示されていて、そのクオリティの高さと、前衛的なコンセプトに驚いた。まあ素人が見てるからだろうけど、1年生の作品だってクオリティは高く、より上級生の作品は、コンセプトや過去の作品へのリスペクトなどが重なって存在感が増していく。才能だけではなく、ちゃんと教育が存在していて、とても興味深かった。
 
僕には、ファッション業界はアートとデザインとビジネスのバランスをとることが重要視された、とても成熟した業界のようにみえる。羨ましく、そして一歩でも近づきたいと思う。

+ アントワープ・ファッション展|東京オペラシティアートギャラリー

5月の音楽

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遅!
5月は、なんだか気持ち的にバタバタしていて、あんまり音楽聞けてないかも。 

Let the Truth Be Told
Let the Truth Be Told / Laura Izibor

アイルランド出身のR&Bシンガーソングライター。若干21歳にして、この声。これぞLady Soul。

ONE
ONE / Bonnie Pink

通算10枚目のアルバム。デビューアルバムからのファンです。
何度聞いてみてもCraig Davidとのやつだけ違和感あるなぁ。他は安心して聞ける。
 
キツネ・メゾン 7
Kitsune Maison Compilation 7 / Various Artists

文句なしのおしゃれフレンチエレクトロコンピシリーズ。今回は、かなりポップな選曲。
個人的にはこっちの路線に進んでほしいなぁ。
 
Bondage Heart-Remixes( ボンデージ・ハート- リミキシーズ)
Bondage Heart Remixes / フルカワミキ

昨年でたフルカワミキのソロアルバムのRemix集。田中フミヤ、Apples in Stereo!、砂原良徳他豪華メンツ。まりんのニューアルバムが、今から楽しみ。
 
少ない!今月は、もうちょっとたくさん紹介できそう。
<エンジョイ>+<勝てる>ということがプロの研究。
<エンジョイ>だけで仕事をしたら科学愛好家だ
 
最近、なかなかテレビを観る時間が無いけれど、さっき、録画していたプロフェッショナルをみた。
材料科学の第一人者、細野秀雄さんの言葉。
 
「研究」「科学」を、自分の仕事にあてはめてみる。身にしみる。
 
気を抜いたら、エンジョイすら危うく、楽(らく)なほうで、という誘惑が待っている。
楽しい!と、楽(らく)は、全く違う。
 
今日、仕事でちょっと無理をしたけれど、無理をしてよかった。
恩返しは、結果で返そう。

+ 第119回 細野秀雄(2009年5月26日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀
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だいぶん夏らしい天気になってきたので、
扇風機を買うことに。
なぜか今まで、うちには扇風機がなかった。
 
ネットでいろいろみても、なかなか良いデザインのものがなくて悩んでいたのだけれど、Electroluxの新しくでたサーキュレーターがよさそうだったので、秋葉原のヤマギワまで行ってきた。
 
白にしようかとも思っていたのだけれど、実際にみてみると、床につくクッションみたいな部分は黒いままで気になっていたのに加えて、塗装がテカテカしていてちょっと安っぽかった。黒だけがマット塗装だし、真っ黒じゃなくて茶色がかった黒でなかなか良い色だったので、黒(マカオブラックというらしい)にした。8,980円なり。
 
コンパクトだし、あたりまえだけど涼しい。
ちょっとうるさいけど、まあ問題にはならない程度。
冬は、本来のサーキュレーターとしての機能を発揮してもらおう。
 
なかなか良い買い物でした。
 
+ 輸入・デザイン家電:Electrolux(エレクトロラックス)「サーキュレーター(Resortシリーズ)」マカオ・ブラック(877EFN930MK)
 

暮らしのヒント集

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暮らしのヒント集
 
たぶん1年ちょっとくらい前のことだけれど、NHKのトーク番組「プロフェッショナル」に、
すきやばし次郎の小野次郎さんが出演されていた時のこと。
カウンターの中の道具を紹介しているコーナーで、それらがとても清潔で整頓されていることを指して
「こういうものはお客さんにとって『きれいごと』じゃないといけない」
みたいなことをおっしゃっていた。
普段、きれいごとという言葉は、あまり良いことに使わないけれど、
言葉のとおりに考えると、なるほど素敵な言葉だなぁと思ったのを覚えている。
 
この「暮らしのヒント集」という本は、きれいごとばかりが書かれた本だ。
些細なことすら丁寧に扱うことで、豊かな生活がおくれることを教えてくれる。
なかには、とても深い内容のヒントもちりばめられていて、どきっとする。
 
いわゆるライフハック系の本やブログはたくさんあるけれど、
効率のよさを追い求めているものが多くて、それはそれで仕事には良いけれど、
そればかりだと、どうも疲れてしまう。
効率よく仕事をして、時間に余裕ができたときに、
何をすればもっと心地のよい生活になるか、この本は教えてくれる。
 
暮らしの手帖から生まれた本だから、女性向けの内容も多いけれど、
男性でも、ビジネスマンでも、きっと有意義な本だと思います。
何より、この本を読んでいるときが、一番落ち着く。
 
おすすめです。
 
 
+ Amazon.co.jp: 暮らしのヒント集: 暮しの手帖編集部: 本
今週末は機会に恵まれて、いろいろな人の話しを聞くことができた。
 
金曜日、会社から4ヶ月のうち13日間にわたる長期の研修を受ける機会をもらってその初日だった。
もらったというか、行きなさいという指示をうけたのだけど。
 
どういう研修かは、実は僕もまだ良く把握できていないのだけれど、
初日からいろんな話しを聞いた。
最初は、あぁ大企業だなぁとか、なんだかんだいってもメーカーに勤めているんだなぁとか、
ちょっとネガティブな印象を受けたのだけれど、
時間をかけると自分なりに消化できて、楽しめそうな気分になってきた。
なんだか、ぼやっとしたことしか書けていないけれど、自分でもまだぼやっとしているからしょうがない。
これから、それなりの時間を費やすことになるので、楽しもうと思う。
 
土曜日、Public/Image.Methodというトーク・イベントに。
FUGAHUMx田島一成、辻川幸一郎x伊藤直樹、中村勇吾x富野由悠季!etcという豪華メンツ。
クリエイターとしてのこだわりや、信念をひたすら聞きまくる。
もう僕はクリエイターとして作品を世に出すという職業ではないけれど、僕は僕なりにとても刺激を受けた。
特に最後の富野さんの話しは、一時はどうなるかと思ったけれど(笑)、とても元気をもらった。
 
金曜、土曜と全くジャンルの違う話しを聞いて、
最初は自分のなかで混乱した(一瞬だけど会社を辞めようかと思ったくらいだ)けれど、
ゆっくりと考えてみたら、かえって自分の立ち位置を明確に意識できたし、
僕にしかできないことがあるんじゃないか、という気持ちすら持つことができた。
 
よい週末でした。
 
+ PUBLIC/IMAGE.METHOD

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