May 2006アーカイブ

天気の良い日曜日。
恵比寿の写真美術館にて「ギィ・ブルダン展」を鑑賞。
70年代にパリで活躍したファッション・フォトグラファー。
CHARLES JOURDANが主なクライアントだったこともあり、
足、靴がテーマの写真が並ぶ。
ファッショナブルであることと同時に、実験的な表現も多く、
30年前から既にこんな作品があったのかと驚くばかり。
彼の才能はもちろん、こんな挑戦的な表現で広告しようとしたクライアントにも脱帽。
個人的には、
冒頭にあった、ブリーフ1枚の男性と、メイド姿の女性が並んで踊っている映像、
最後らへんにあった、飛行機と靴が写った写真
が、忘れられない。
カタログも素晴らしい出来。
行けない人も、なんとかして手にいれるべき。
上の2つの作品は残念ながら載ってなかったけど。
良い展覧会でした。
金曜日は、母校の大学で、ウェブの近況についてお話しさせてもらいました。
主にWeb2.0まわりのキーワードの説明と、おもしろいサイトをいくつか紹介。
ちょっと詰め込みすぎたけれど、自分の整理のためにも良い経験になりました。
授業で紹介したサイトのブックマーク。
大半はキーワードの説明に費やしたので、ちょっと退屈だったかなぁと思いますが、
メディアアート論という授業だったこともあり、最後にいくつか、おもしろい表現のサイトを
紹介したときは、生徒のみなさんもグッっと集中して見てくれてたように感じます。
アートの力というか、なんというか、ちょっとそんなものを感じることが出来た瞬間でした。
授業後もゼミに参加して、僕の仕事の話だったり、みんなの研究の話を聞いたり。
今、ウェブ業界は大きく変化しているので、僕も学生だったら研究してみたいテーマが
たくさんあるなあと、ちょっとうらやましくもあり。
僕は、それを仕事となかでうまく消化していかないといけないな。
翌日はカノーヴァンのリニューアルしたカフェスペース「パルル」でおいしいビーフカレーを食べて帰京。
いろんな刺激をもらった、充実した1日半でした。
つい先日、30歳になりました。
Don't trust over thirty. です。もう僕の言うことは信じないように。
なんというか、29歳というのは、20代のうちになんとかしないと(何を?)、
みたいな焦りのような気持ちがあった気がするけれど、
30歳になってみると、30代という10年間がパーンと急に開けた気がして、
開き直りとも違った、爽快な感じ。
目標を設定するとすれば、
・よりクリエイティブに。
・時間を使い方をもっとうまく。
といったところか。
やりたいことは山ほどある。
さあ何からやってやろう。
GWは、どこも行かず東京でのんびり。
久しぶりに東京都現代美術館に行きました。カルティエ現代美術財団コレクション展。
パリにあるカルティエのギャラリーにも行ったことがあるけれど、日本の作家を紹介していることも多く、もちろん展示もキュレーションも素晴らしく、ジャン・ヌーヴェル設計ということもあり、パリに行ったら必ず訪れたい場所のひとつです。
ということで、今回も楽しみに行ってきました。
今回のテーマは「ファンタジー」「個人的な神話」「驚き」の3つらしい(from 流行通信5月号)ですが、バラエティに富んでいて、さながら現代美術の総合カタログをのような趣き。
個人的には前半に多かったカラフルでポジティブな雰囲気が良。
ベストはデニス・オッペンハイム《テーブル・ ピース》。アイデンティティを問うてるらしいですが、反してそのユーモラスな光景と音が最高でした。
話題になっていたロン・ミュエク《イン・ベッド》も、想像よりも大きく、繊細で一見の価値あり。
7月2日までなので、ぜひ。