「無駄」と「手間」
最近の僕の仕事というと、3年後までの事業プランを考えたり、来年度のアクションプランを立てたり、スワロと読モの勉強(謎)だったり。なかでも今の時期、来年度の話しが大変。こういう時代だし、会社の状況もあって、とにかくコスト削減、無駄を減らせみたいな話しばかり。まあどこもそうなんだろうけど。
まあ本当に無駄なことは減らすにこしたことない。でもちょっと勘違いしてしまいそうで、無駄を減らす=手間をかけるな、みたいな話しになりがち。でもそれじゃだめだ。
groovisionsの伊藤さんがインタビューとかで、昔はサンプリングだったり、ひとつのスタイルを広げていく手法が有効だったけど、今はそうもいかなくて、ひとつひとつのプロジェクトにじっくり時間かけていかないといけない。みたいなことをよく言っている。
テレビで誰だったかが、昔はCDを買いにいってもらわないといけなかったけど、今はダウンロードしてもらえる。レコード会社やアーティストは、そのぶん楽をするんじゃなくて、+αの楽しみを生み出して提供してあげないといけない。って言ってた。
去年、森美術館で開催されていたアサット・メサジェの個展が印象的だった。特に好きなアーティストではなかったけれど、作品の繊細さや、緻密さ、手間のかけ方が印象に残った。アヴァンギャルドと称してただ乱雑なだけの作風や、コンセプトというよりは駄洒落のような一発ネタが作風のアーティストの作品と格段に違う存在感がそこにはあった。新しいものが好きでたまらない自分が、こういうものに惹かれるとは思ってもみなかった。
ベンヤミンとか言い出すまでもなく、こういった話は別に今に始まったことじゃないことはわかってるけど、文章や音楽どころか、システムやビジネスだってコピー&ペーストできてしまいそうな時代だからこそ、手間をかけてオリジナルなものを作り上げることで、頭ひとつ抜きん出るものができると思う。人を出せない、お金も出せない、と言い訳するのではなく、できる限りの手間をかけていかなくてはいけないと、最近つくづく思う。
だからって手作りに戻れって言ってるわけじゃないよ。コピー&ペーストだってサンプリングだってマッシュアップだってなんだってウェルカム。でもそれだけじゃ駄目で、もうひと手間、ふた手間かけないといけないってこと。そうやって初めて、2010年代にしかない、新しいものが生まれるってこと。
秀逸なコンセプト、明快なビジネスモデルのほうが大事だ。ってそんなこと、百も承知だ。
僕らはギャンブルしてるんじゃない。
これは、精神論じゃなくて戦術論。そしてトレンドの話。
まあ本当に無駄なことは減らすにこしたことない。でもちょっと勘違いしてしまいそうで、無駄を減らす=手間をかけるな、みたいな話しになりがち。でもそれじゃだめだ。
groovisionsの伊藤さんがインタビューとかで、昔はサンプリングだったり、ひとつのスタイルを広げていく手法が有効だったけど、今はそうもいかなくて、ひとつひとつのプロジェクトにじっくり時間かけていかないといけない。みたいなことをよく言っている。
テレビで誰だったかが、昔はCDを買いにいってもらわないといけなかったけど、今はダウンロードしてもらえる。レコード会社やアーティストは、そのぶん楽をするんじゃなくて、+αの楽しみを生み出して提供してあげないといけない。って言ってた。
去年、森美術館で開催されていたアサット・メサジェの個展が印象的だった。特に好きなアーティストではなかったけれど、作品の繊細さや、緻密さ、手間のかけ方が印象に残った。アヴァンギャルドと称してただ乱雑なだけの作風や、コンセプトというよりは駄洒落のような一発ネタが作風のアーティストの作品と格段に違う存在感がそこにはあった。新しいものが好きでたまらない自分が、こういうものに惹かれるとは思ってもみなかった。
ベンヤミンとか言い出すまでもなく、こういった話は別に今に始まったことじゃないことはわかってるけど、文章や音楽どころか、システムやビジネスだってコピー&ペーストできてしまいそうな時代だからこそ、手間をかけてオリジナルなものを作り上げることで、頭ひとつ抜きん出るものができると思う。人を出せない、お金も出せない、と言い訳するのではなく、できる限りの手間をかけていかなくてはいけないと、最近つくづく思う。
だからって手作りに戻れって言ってるわけじゃないよ。コピー&ペーストだってサンプリングだってマッシュアップだってなんだってウェルカム。でもそれだけじゃ駄目で、もうひと手間、ふた手間かけないといけないってこと。そうやって初めて、2010年代にしかない、新しいものが生まれるってこと。
秀逸なコンセプト、明快なビジネスモデルのほうが大事だ。ってそんなこと、百も承知だ。
僕らはギャンブルしてるんじゃない。
これは、精神論じゃなくて戦術論。そしてトレンドの話。
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