June 2009アーカイブ

「骨」展

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090630a.jpg東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTでひらかれている「骨」展にいってきました。
 
山中俊治のディレクションにより、さまざまな作品が並んでいました。
完成された生物の骨格、そこへ辿り着こうとしているような、人間が作ったプロダクトの骨格、実験的な「動き」のある骨格、ソフトウェアで作られた画面のなかの骨格。実にさまざまで、ひとつひとつをみているだけでも楽しめました。
 
全体をとおして感じたことは、生物とプロダクトの骨格の差よりも、同じ人間が作ったはずのハードとソフトの骨格の差のほうが大きいなぁ、と。物理的かどうかを考えれば、当たり前なのかもしれませんが、その差をもっと近づけることで、より身体になじむハードやソフト、あるいはそれが渾然となったものができるのかもなぁと、ぼんやりだけど思いました。ぼんやりですけど。 

+ 21_21 DESIGN SIGHT-「骨」展 Bones


090624a.jpgこの日曜日、滑り込みで東京都現代美術館で開催されていた池田亮司の個展に行ってきました。僕のなかでは、カールステン・ニコライと並んで理系アートの最高峰。楽しみにしていたのですが、その期待以上に刺激を受けました。

特に現代美術館の広大な空間を贅沢に使って壁一面に並んだ数字がドットのように並び明滅する data.tron [3 SXGA+ version] は圧巻。カウンターのようなカチカチという音とともに、生き物のように数字が流れていく映像のなかに身を投じて、とても気持ちの良い空間を体感することができました。
 
月並みだけれど、デジタルを突き詰めていくと身体的に気持ちよく感じる法則のようなものがあるのかもしれない。THAの作品にも近い感覚。
 
会場を出たときには、すっきりとした気持ちになれる、とてもピュアな展覧会でした。

+/- [ the infinite between 0 and 1 ] Ryoji Ikeda 池田亮司
090623a.jpgとんでもなく素敵なアルバムに出会ってしまった!
イタリアのSSW、Giorgio Tumaのニューアルバム。

もしあなたが、ソフトロックが大好きな人なら、絶対聴くべき。そしてソフトロックという言葉を知らない人も、やっぱり絶対聴くべき。
 
HMVのサイト曰く「まるで、イタリアサントラを聴き育ち、何かの拍子でソフトロックの洗礼を受け、リアルタイムでインディ・ギターポップが大好きなマルコス・ヴァーリ?」
これで聴かないわけにはいかないでしょ?
 
この衝撃は、去年のRoman Andrenに近い。
 
文句なしに2009年上半期ベストアルバムです。
せっかちな人のために、YouTubeのPVを貼っておきます。My Spaceでも試聴できますよ。

+ giorgio tuma - MySpace
+ Amazon.co.jp: マイ・ヴォーカリーズ・ファン・フェア: ジョルジオ・トゥマ: 音楽

Antwerp 6+

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090616a.jpg
ようやくアントワープ・ファッション展に行くことができた。初台のオペラシティ・アートギャラリーにて。
僕らの世代にとって、ファッションといえばアントワープ。そしてどちらかというと、アントワープの6人よりも、この展覧会でいうところの「+」の世代。マルタン・マルジェラであり、ラフ・シモンズであり、ヴェロニク・ブランキーノであり。

今回の展示は、彼らの作品はもちろん、王立アカデミーの最近の学生作品も展示されていて、そのクオリティの高さと、前衛的なコンセプトに驚いた。まあ素人が見てるからだろうけど、1年生の作品だってクオリティは高く、より上級生の作品は、コンセプトや過去の作品へのリスペクトなどが重なって存在感が増していく。才能だけではなく、ちゃんと教育が存在していて、とても興味深かった。
 
僕には、ファッション業界はアートとデザインとビジネスのバランスをとることが重要視された、とても成熟した業界のようにみえる。羨ましく、そして一歩でも近づきたいと思う。

+ アントワープ・ファッション展|東京オペラシティアートギャラリー

5月の音楽

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遅!
5月は、なんだか気持ち的にバタバタしていて、あんまり音楽聞けてないかも。 

Let the Truth Be Told
Let the Truth Be Told / Laura Izibor

アイルランド出身のR&Bシンガーソングライター。若干21歳にして、この声。これぞLady Soul。

ONE
ONE / Bonnie Pink

通算10枚目のアルバム。デビューアルバムからのファンです。
何度聞いてみてもCraig Davidとのやつだけ違和感あるなぁ。他は安心して聞ける。
 
キツネ・メゾン 7
Kitsune Maison Compilation 7 / Various Artists

文句なしのおしゃれフレンチエレクトロコンピシリーズ。今回は、かなりポップな選曲。
個人的にはこっちの路線に進んでほしいなぁ。
 
Bondage Heart-Remixes( ボンデージ・ハート- リミキシーズ)
Bondage Heart Remixes / フルカワミキ

昨年でたフルカワミキのソロアルバムのRemix集。田中フミヤ、Apples in Stereo!、砂原良徳他豪華メンツ。まりんのニューアルバムが、今から楽しみ。
 
少ない!今月は、もうちょっとたくさん紹介できそう。
<エンジョイ>+<勝てる>ということがプロの研究。
<エンジョイ>だけで仕事をしたら科学愛好家だ
 
最近、なかなかテレビを観る時間が無いけれど、さっき、録画していたプロフェッショナルをみた。
材料科学の第一人者、細野秀雄さんの言葉。
 
「研究」「科学」を、自分の仕事にあてはめてみる。身にしみる。
 
気を抜いたら、エンジョイすら危うく、楽(らく)なほうで、という誘惑が待っている。
楽しい!と、楽(らく)は、全く違う。
 
今日、仕事でちょっと無理をしたけれど、無理をしてよかった。
恩返しは、結果で返そう。

+ 第119回 細野秀雄(2009年5月26日放送) | NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

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