フセイン・チャラヤン展
週末に、東京都現代美術館で開催されている「フセイン・チャラヤン- ファッションにはじまり、そしてファッションへ戻る旅」を観てきました。彼の15年にわたる作品群が展示され、とても見応えのある展覧会でした。
彼の作品は、アート的なアプローチと、テクノロジーを積極的に取り入れているところが特徴的だと思うのですが、今回の展示でもやはりその側面が際だっていました。
ですが、個人的に気になったのは、未来的な印象の作品に紛れて、彼の出身地であるキプロス島の文化や風土をテーマとした作品も多くみられたこと。ちょっと意外でした。
ですが、これだけグローバルという感覚が身近になり、最新のテクノロジーも安価に手に入ってしまう時代だからこそ、自分が生まれ育った地域の文化が作品のオリジナリティに多大な影響を与えるのはもっともな話だなぁと、改めて気づかされました。
日本も積極的なグローバル化を!と叫ばれて久しいですが、そのアプローチの多くがアメリカでの成功事例を安直にエミュレートしているにすぎないように感じます。「エミュレーション・モード」というエントリーでも書いたのですが、やはり単純にエミュレートしようとすると、無理が生じてしまいます。もっと日本の文化・風土を活かしたカタチで、日本だからできるグローバル化を考えないといけないなぁ、思うのです。
とても素敵な展覧会ですので、ぜひ。6月20日までだそうです。
+ 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
+ Hussein Chalayan from fashion and back | FEATURE | high fashion ONLINE
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