February 2011アーカイブ

表参道ヒルズのテーマ

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110222a.jpgRoman Andrenの新譜がタワレコで先行発売していると聞きつけて渋谷のタワレコへ。そこで買いそびれていた藤原ヒロシの作品集"In DUB With LUV"が再入荷してた。
 
1曲目が "Theme:Omotesando Hills" というタイトルで、そのものずばり表参道ヒルズの公式BGMが収録されていた。HFらしい美しい旋律のピアノが心地よい良曲なのだけど、それだけじゃなく不思議と懐かしい感覚になった。
 
なんだろうと思いを巡らすと、ドラクエとかRPGで町を訪れたときによくあるBGMの雰囲気にとても似ていることに気づいた。どこかのどかで、落ち着く感じ。そうかそうかと、すっきりしとした気分になりつつ、これはマーケティング的にも効果があるんじゃないか、とふと考えた。
 
表参道ヒルズみたいに、ああいう場所にあってアパレルが多数入っている商業施設は女性客がほとんどだろう。そこでビジネスチャンスを逃がす原因に、退屈になって帰りたがろうとする彼氏の存在は割と大きいように感じる。
 
そこにRPGの町的なBGMが流れる。彼氏はなんだかゲームのなかの主人公みたいな気分になって、この町のなかを歩き回ることが楽しくなってきたりするんじゃないかと思った。
まあHFはきっと、そんなこと考えて作ったわけじゃないだろうけど、なくともこの曲を聴きながら町を歩いた僕は、そんな気分になった。
 
物理的なモノの挙動をデジタルメディアでメタファーとして使うことはよくあるけれど、その逆のパターンもあるのだなぁ、と。これも一種のARですかね。
 
ほかにも、いろいろ応用できそうだなぁ。
 

Facebookのなかにいる5人のファン

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毎週、英会話に通っているのだけど、なんとなく今日はFacebookの話でもしてみようと思って、題材になりそうなネタをSlideshareでピックアップしたら、割とヒットだったのでメモ。

3ヶ月前に公開されたものらしいので、ひとしきり話題になったあとだったらごめん。
でも、今こそ興味を持っている人も多いんじゃないかな、と。

スライドは、Ogilvyによる"Social Networks for Business"と題されたもの。タイトルどおりソーシャルメディアをビジネスに活用する際のポイント?をまとめたもの。特に32ページ目からの、企業ページのLike (いいね)ボタンをクリックしてくれる人を分類しているところに、とても共感。下記の5つのタイプに分類できるらしい。以下、私的な意訳。

1. Passives
大多数が、受動的に興味のある情報を受信したい、という人。コミュニティに参加するまでの意欲はない。定期的で(適度な量の)情報アップデートを。

2. Fanatics
本来の意味での「ファン」。Facebookに限らず、そのブランドについて語ってくれる。積極的に意見を聞くこと。

3. Dealer Seekers
インセンティブや、プレゼントキャンペーンを探しまわっている人たち。全体の40%の人たちが何かしらインセンティブを得るためにLikeボタンを押している。定期的にお得な情報を発信すること。だけどバランスが大事。あまり多すぎるとPassivesが去ってしまう。

4. Social Badgers
そのブランドのファンであることを伝えることで、自分のブランドイメージを向上させたい人。プロフィールページに好きなブランドのロゴがはいると嬉しい人たち。Facebookページに、ちゃんとブランドに関する記述を。

5 Destractors
ネガティブなコメントを残そうとする人たち。他のファンに悪影響を及ぼす。コミュニティの運営方針を明確にすること。事前に対策を練っておくこと。
 
以上。自分の感覚としては、かなり網羅されている感じ。
なんとなくだけど、Fanaticsに入ってもらいのだけど結局Dealer Seekers向けの施策を打ってしまったり、Passivesの存在に気づかず焦ってしまったり、Detractorsをおそれるばかりに、何も手を出せずにいる、みたいなところが多いような気がする。
それぞれのファンに向けた対応を考えて、施策を考えないといけないな、と思った次第。
上はほんとに要点だけで、他にも有益な情報がたくさんあるので、ぜひ自分の目で読んでみてください。あと、分からない表現を、丁寧に教えてくれた英会話の先生Sebastianに感謝。
アジャイル・メディア・ネットワーク主催の「ソーシャル・メディア・サミット2011」を聴いてきました。ということで自分用メモ。
タイトルのとおり、ソーシャルメディアを運営している人、活用している人、企業の担当者など錚々たる顔ぶれの方達が登壇されて、とても濃いお話をたくさん聴くことができました。なかでも印象的だった発言を列挙します。

顕著に思うのは、最初にインターネットが出てきた時は全世界の人にチャンスが与えられた。最近はソーシャルメディアのおかげで、何を言ったかより誰が言ったか、が重要になってきている気がする。(Gree 伊藤さん)

プッシュ、プルという対比だったが、今は違うのではないか。ソーシャルメディアというのは、生活導線の上にある。日常の延長にある。いかに日常の中に入り込んでコミュニケーションしていくかがポイントになっていくのでは。(ユニット・ワン 勝部さん)

Facebookはコミュニケーションのデファクトスタンダードになっていくはず。そうなると、かなりのお金をかけてきたメールアドレスがなんの意味もなくなる。そういったことを踏まえた上で、Facebookを使おうと話をしている。 (ネスレ日本 揖斐さん)

結局、みんな忙しい。何か大変だな、という気分が出てきている気がする。そんな時に、コミュニケーションを設計するにあたり、ユーザの時間の使い方をどのようなデザインするかがポイントなのではないか。(ユニット・ワン 勝部さん)

トリプルメディアという言葉が嫌い。ペイドかどうかはユーザに関係ない。トリプルメディアといってソーシャルメディアと名付けている段階で、権力者、送り手の言葉だ。 (博報堂DYMP 森永さん)

MIT石井教授がいうには、情報は流れたがるという。脳に貯め込むのではなく、流すことで情報も喜ぶ。いい情報をリツイートしたりいいねボタンを押したりしていると、ポジティブなフィードバックのサイクルが始まると最近思っている。(日立コンサルティング 小林さん)


自分の生活からしても、間違いなくコミュニケーションはソーシャルメディアが主体になっていくだろうし、それに適応して企業の情報発信も変わっていくべきだと思う。
 
だけど、その解決策として企業ページをFacebook内に作るだけでよいのかなぁ、といつも考え込んでしまう。もちろん、Facebookページなり、Twitterアカウントなり、ちゃんと作って、ちゃんとコミュニケーションしていかなくてはならないとは思うのだけど、今は、人と企業とのコミュニケーションではなくて、人と、企業の中の担当者とのコミュニケーションがほとんどにみえる。企業も人の集まりと思えば、それでよいのかもしれないけれど、Facebookページの担当者が変わったらコミュニケーションスタイルが変わってよいのかというと、企業やブランドがそんなに脆弱でよいものかと、ちょっと疑問に思う。

企業やブランドが、企業やブランドそのものとして、情報発信・コミュニケーションできる方法はないものかと、果たしてそんなこと実現できるのかも分からないけれど、ぼんやり考えている。まあその前に、企業や、ブランドのあり方が変わってしまうほうが早いのかもしれないなぁ、とも思いつつ。
 
いずれにせよ、とても有意義なお話をたくさん聴けて良い経験になりました、登壇者のかた、AMNのみなさんに感謝。

適材適所

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ちょっと前の話、Twitterでも話題になっていましたが、エジプトでムバラク氏が辞任した直後、アル・ジャジーラは何のコメントも加えず、ひたすら広場の様子を伝えていました。
そのジャーナリズムに徹した姿勢にも感服しましたが、動画から伝わる熱気自体に圧倒されたのを覚えています。


そのあと、しばらくニュースサイトなどで情報収集していたのですが、Atlantic誌のサイトに写真で今回のデモの経緯を追ったページがあり、その写真群から伝わる雰囲気に息を呑んで、しばらく見入ってしまいました。


話はがらっと変わって、昨日、目黒の庭園美術館で開催されている「タイポグラフィ」展を観てきました。個人的にタイポグラフィはデザインで一番好きな分野なので、楽しい時間を過ごしながら、文字から伝わるメッセージの重要性を改めて感じました。

当たり前な話ですが、動画、静止画、文字には、それぞれメディアとしての特性があります。一定の時間あたりに人が接種できる情報量としては動画>静止画>文字だと思いますが、結局、接種したあとに分析したり考えたりする時間まで含めると、そのバランスが変わるだけです。逆にすると、文字>静止画>動画の順番で、接種した情報に対して分析したり、考える時間が増えるように思います。
 
情報を出す側として仕事していると、少しでも多くの情報を伝えようしてしまいます。ですが、みんな忙しいでしょうから、情報を摂取したあとに分析したり考える時間が十分にあるか分かりません。今、自分が出そうとしている情報に対して、受け手にどう思って欲しいか、動いて欲しいか考えながら、最適なメディアを使ってコミュニケーションしないといけないなぁ、と、今さら当たり前の話なんだけど、改めて思いました。
 
余談だけど、最近、受け手があまり分析しないで欲しい、考えないで欲しいと思いながら情報発信している人もいっぱいいそうだなぁ、と暗い気分になったので、気分転換に今ビールを空けてしまったところ。

10月~1月の音楽

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ブログ書かなくなっちゃったなぁ、でもTwitterやってるしさ、と言い訳しようと思ったら、自分のTweetのくだらなさに閉口。ちゃんとやりましょう。
もうかなり書いてなかったので、10月から先月までに聴いた音楽。さすがに全部は無理なので、特におすすめのものだけで。

Amoral
AMORAL / Violens

10月のだとかなり今さら感ですが。。ブルックリン発。作り込まれた感じが良いなぁと。

NEWOLD
NEWOLD / 大橋トリオ

これぞジャパニーズポップ。安心して聴けます。
 
Tourist History
Tourist History / Two Door Cinema Club

アルバムを聞き逃してた。ひたすらかっこよい。
 

Bread and Circuses / The Camerawalls

TAHITI80っぽい音とリラックスした女声ボーカルで、かなりおすすめ。

メロディーズ・メモリーズ
Melodies Memories / Dorian

この80sな音がたまらない。


A LITTLE BIG / Bobby & Blumm

穏やかなサウンドと声に癒されます。ベルリン発。

Letting Up Despite Great Faults / レッティング・アップ・ディスパイト・グレイト・フォールツ
Letting Up Despite Great Faults / Letting Up Despite Great Faults

これも去年、聞き逃していた!The pains.. に打ち込み要素をたした感じ。青春!このなかで一番おすすめかも。

イルミネーションズ
Illumination / Miami Horror

オーストラリア発エレクトロポップ。今っぽい音。

すでに厳選してるので、どれもこれもおすすめです。どうしてもひとつ、というなら、書いたとおりLetting Up..を。

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